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令和3年度  第1回 JA中標津青年部勉強会を開催

8月11日㈬に農協大会議室において、青年部組織強化委員会主催の勉強会を開催しました。今年度の勉強会は将来投資に向けて準備中の青年部員向けに、投資についての講義を3回に分けて開きます。今回の第1回目は根室農業改良普及センター北根室支所の曽根保尚係長を講師としてお迎えし、講演いただきました。

題名は『時代を見据えた酪農経営戦略』で、部員8名が参加しました。コロナ禍ということもあり、感染対策の徹底のため農協2階大会議室で行い、手指の消毒、マスク着用を徹底し、十分な換気とソーシャルディスタンスをとるためテーブル1机に対し1名が着席する形で行いました。
講義では、投資を考える上で何のために投資するのかを考えさせられました。生産効率は、600~800t・頭数は60頭を超えると経営能力の差が発生しやすく、家族一人一人の労働に負担がかかり、技術精度が低下する可能性があります。そこで、家族経営の限界を突破する必要があり、共同化や分業化、施設投資などが考えられます。
また、施設投資をする上で、大事なのは粗飼料の品質とカウコンフォートです。暑熱対策として新しい換気システムの導入や弱い牛もゆっくり寝られる環境も重要で、新しい技術を採用するためにはいろんな牛舎を見に行き、自分に合うヒントを見出だすことが重要だとのことです。
これから新しい牛舎を建てようと思っているメンバーにとってはカウコンフォートの重要性がどれだけ大事なのか詳しく説明してくださり、とても有意義な勉強会となりました。そして、施設投資は多大な費用がかかります。入念な計画準備は普及センターや農協に相談しましょう!

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