中標津町立中標津東小学校にて丸ごと給食出前授業を実施

10月26日㈫に食農教育委員会主催による中標津丸ごと給食出前授業を中標津東小学校にて行いました。当日は委員会より、名越さん、小出さんと私の３人で４時間目を使わせていただきました。
対象学年となる５年生は、先に９月30日に行われた中標津丸ごと給食の流れで「オリジナルふるさと給食メニューを作る」を目標にジャガイモにフォーカスした授業を行っており、その一助となるよう中標津のジャガイモについて資料を作成し、授業に臨みました。
私は馬鈴薯の生産者でもあるので、ジャガイモをテーマに学習してくれる事にとても嬉しく思いました。授業内容は２部構成とし、中標津町の農業の歴史と馬鈴薯生産が始まった経緯や資料をパワーポイントでスクリーンに映して説明し、また、実際に中標津で生産されている馬鈴薯の様々な品種の実物や、馬鈴薯澱粉などを児童達に見てもらいました。そして、児童達から事前にいただいた質問に対して回答を行いました。
児童達の学ぶ姿勢はとても素晴らしくやる気に満ち溢れていました。しかし!!時間が足りませんでした。後半の質問の回答は最後までできず反省点として残りました。
後日、校長先生からのお礼のお手紙をいただきました。その中には「地域を語れる子供」に一歩近づいたと思いますと感想が述べられていました。まさに、食農教育の根幹である子供達に、食を通して自分達の地域を知って魅力を感じてもらうお手伝いができたのではないかと思います。今年度、他の小学校でもまだ出前事業が控えているので青年部一丸で成功させたいと思います。