第33回北海道肉用牛共進会
繁殖雌牛群にて優等賞1席を獲得!
8月31㈯、ホクレン十勝家畜市場(音更町)にて第33回北海道肉用牛共進会が行われました。
当組合より大山 敏彦さん2頭、山崎幸雄さん2頭、宮田和男さん1頭の計5頭が出品。暑さもあり、雨も降るコンディションではありましたが牛も人も事故・怪我なく終えることができました。組合員さんや、根釧管内の和牛農家さんも多数応援に来られており、令和9年に北海道で初開催される第13回全国和牛共進会に向けて益々高まる関心の強さ、熱気を感じました。
全国和牛登録協会の岸 大輔 氏らの厳正なる審査の中、ハイレベルな戦いとなりましたが、繁殖雌牛群において大山さんの『ひまり』、山崎さんの『ぴりか』が計根別農協の末広 卓実さんの『てつみ』と共に優等賞1席を獲得しました。審査員から「北海道らしさ(寒冷の地域でもしっかりと能力を発揮でき、たくさん食べてエネルギーに変えられる)があった。」との評価をいただきました。また、経産の部では大山さんの『ひまり』が優等賞4席と優秀な成績を収めました。
今回の共進会では根室管内の農家さんや農協職員に出品牛の飼養管理や調教の仕方、準備から仕上げまで情報・技術提供をいただき、全面的な手厚いバックアップのもと、万全の態勢で落ち着いた結果を出すことができました。
この経験をもとに、来年の共進会ではよりレベルアップできるよう取り組みたいと思います。全国共進会に向けても来年3月には出品月齢の受精期間が始まりますので、より多くの方にチャレンジしていただきたいと感じています。参加者の年齢層が厚く若手後継者達の参加もあり、次世代に繋がる大変良い共進会となりました。中標津町和牛生産改良組合としても、今後とも更なる発展を目指して参ります。