★酪農ヘルパーからの転身
代表を務める中村氏は別海町中春別出身。別海高校卒業後、有限会社ファム・エイ(以下ファム・エイ)で仮採用され半年間の実習を経て、職員になり、在職中の4年間には主に計根別地区を担当されていました。ファム・エイで冬場の仕事が少なくなる時期に永谷牧場で実習という形で仕事をしていた経緯から、永谷芳晴さんから牧場の話をされ、本決まりになる昨年12月にファム・エイを退職して永谷牧場で実習を重ねました。
4月の会社設立と同時に、牛や施設もナガホロで継承し、代表として頑張っています。現在は50頭ほどの経産牛を1人で搾乳・管理しています。哺育は計根別出身の別会社の方が管理しています。
「子供の頃から、祖父の家が農家だったので、農業には縁があった。中学・高校あたりで、出身地の主要な産業である農業を目指したいという意識が高まり、高校卒で何が出来るか考え、酪農ヘルパーで経験を積もうと考えました。永谷さんに指示を受けることもあり、見逃しをなくしていくようにしていきたい。
施設は牛舎を伸ばせるように手を入れてあるので、着実に親牛を増やしていって、搾り頭数を増やせるように、色々と学びながらやっていきたいです。」と抱負を話してくださいました。