中標津町農業協同組合のだいこん選果場から、おいしい「だいこん」が全国各地に向けて届けられていますよ〜。
今年は、15戸の生産農家が作付けを行い、終了までに45万ケースの出荷を見込んでいます。
だいこんの育つ工程は、種を土に播種するところから農場ではスタートします。
播種してマルチをかけて覆土まで行うマルチシーダーで5月30日からこの号が発行される8月10日ころまで播種作業が続くそうです。
出荷までの生育期間は約60日。今年は昨年、一昨年より6月の気候がよくて順調に成育が進んだため、50〜55日ほどで収穫されているものも出ています。
種子も天候と播種する時期と生育期間の気温などを考えて、「貴宮」、「夏つかさ旬」、「夏つかさ」の3種類を選んで播種しています。
だいこんの出荷は8月4日現在、日量8,000ケース(箱)、町内一円の生産農家さんからのだいこんが早朝から収穫されて、洗浄・選果後、トラックで出荷されていきます。
取引市場は関東から九州まで全国各地で12カ所へ
力を入れていく取り組みとしては、スーパーなどへの直販を総体的に増やしていくことで、不安定な市場価格に流されない売り先を拡大すること。
栽培農家の皆さんの取り組みで、北海道特別栽培の「yes clean」として打ち出すことができるということは、生産農家に偏らない品質の均質化が保たれるということ。バイヤーの方々の求める安心・安全はもとより、安定した品質、間違いの無い品質で出荷後に、販売者の手元に届くようにするのが何より重要になります。
品質を支えるもう1つは、選果場で働く皆さんの努力。
1人ひとり、与えられた仕事はもちろん。ちょっとしたことでもひと手間を惜しまない気配りで、工場内の連係プレーを支えます。現在は60人体制で、収穫後のだいこんの受入から洗浄選果後のトラックへの荷渡しまで行われています。
「なかしべつブランド」として成長するだいこん。
採れたて旬のだいこんは、そのまままるかじりしても甘くて美味しいんですが、機会があったら畑で食べて欲しいなぁ。